【中学受験・社会】 前半の時事ニュース

以前、18~19歳が初めて参議院選挙に臨んだ話題について取り上げましたが、今年前半で他に注目すべき時事ニュースは、「オバマ大統領が広島を訪問したこと」と「イギリスのEU離脱」でしょう。
受験生でなくても、小6には公民を学習しますので、主な時事ニュースについては、親子で話題にしたいものです。

◎オバマ大統領が広島を訪問

オバマ大統領は、伊勢志摩サミット(主要7カ国による首脳会議)のあとに、原爆投下地である広島を訪問しました。
アメリカの現職大統領による訪問は初めてであり、その動向が注目されました。
「核兵器のない世界を追求する勇気を持たなければならない」と演説し、自分で作った折り鶴4羽を広島市民に贈りました。

第二次世界大戦に広島・長崎に原爆が投下されたこと、その原爆ドームが世界文化遺産に登録されていること、「持たず、つくらず、持ち込まず」の非核三原則、核不拡散条約(1968)などは押さえておきたいところです。

◎イギリスがEU離脱

ヨーロッパの国々が政治経済において協力を進めるためにできたのがEUであり、28カ国が加盟しています。その加盟国であるイギリスにおいて、「EU(ヨーロッパ連合)を脱退するか」を問う国民投票があり、離脱票が残留票を上回りました。
離脱が決まったことにより、キャメロン首相が辞任し、メイ内相が首相に就任したばかりで、今後、実際のEU離脱に向けての交渉に臨むことになります。
メイ首相はサッチャー元首相に続く2人目の女性首相となります。

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