2018年の中学入試ってどうなる?

リーマンショック後の景気の悪さで中学受験数は減りつづけていたのですが、2016年くらいからまた受験者数が増えているそうです。首都圏では小学6年生の5人に1人、およそ6万人が受験したのだとか。

中学受験者数が増えている理由は、「2020年の大学入試変更」。これまでの暗記中心のテストから思考力、判断力、表現力を問われる問題に変わっていくようですね。

そのときに、これまでのような大学受験対策をしていては勝ち抜けない。私立は公立に比べて変化に柔軟に対応すると思われているようで人気なのです。

確かに、知識の詰め込みをするだけで人間を判断するのはもう違うというのが流れでしょうか。それこそAIにとって代わられる部分ですもんね。人間ならではの、創造力とか発想力などを養う部分を鍛えるというのは賛成です。

しかし、では何も暗記しなくていいのか?勉強しなくていいのか?というのは別の話し。基本的な暗記力は当然求められるものと思います。知識量がこれまで求められていた分より減るようには思えないです。

知識はあって当たり前、その上で、自分の考えを表現できる力、発想力などがさらに求められる厳しい時代なのだと思いますよ。

2017年度の駒場東邦の問題です。

“今まで算数を学んできた中で、実生活において算数の考え方が活かされて、感動したり、面白いと感じた出来事について簡潔に説明しなさい。”

みなさんはどう答えますか?

これってやっぱり一通り問題を解いてきて、論理的な思考が身についたお子さんじゃないと言えないんじゃないかなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。