成績が伸び悩んだときは(算数・数学編)

小中学生の算数・数学を指導していると、コツコツ頑張るタイプ、要領をうまくつかんでどんどん解いていくタイプなど、さまざまなタイプの生徒さんがいます。

中にはなかなか成績が伸びない生徒さんもいます。

そういった生徒さんにはいくつかの共通点があります。

① 問題の主旨を理解していない。特に文章題などはちゃんと読まずに出てきた数字を足したりかけたりしている。

② やり方は覚えるのだけど、なぜそんなやり方(公式)を使うのか理解できてない。 小学校の数学でも(単位当たりの量)といったような抽象的な概念が必要な単元になると、公式に頼ってしまう。

③ そもそも計算力がない

この3つは、本当に基本的なことですが、そしてまた自分ではなかなか解決していけないところです。また3つ目の計算力の問題も、1つ目の(問題の主旨を理解していない)につながってくるのです。

たとえば、10.5÷5を小数点を忘れて、21と答えてしまう。そもそも10を5で割れば21なんて数はおかしいわけで・・・問題の中で何が起こっているか、その『ドラマ』に気づかないと、いつまでも(ケアレスミス)ってことで片づけられてしまうんです。

計算練習はやはりある程度の量をこなすことは必要だけど、延々やっていると嫌になりますよね。どうしてそんな間違いをするか教えてあげると早く改善します。

生徒さんそれぞれの問題点を気づかせてあげることが私たちの仕事です。

他の教科でも同じように成績が伸び悩んだら一緒に原因を探っていきたいと思います。

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