夏休みの自由研究  ぷよぷよ卵の作り方・卵の殻を溶かす

さて、題目のぷよぷよ卵ですが、これも酸の働きを観察できる面白い実験です。
はじめて実験した時は、大人でも驚く方が多いようです。

1. びんに洗った卵を入れる。
2. 酢を卵が十分つかるまで注ぎ、ほこりが入らないようにボール上でふたをする。
3. 1~3日、そのまま置いておく。
4. 1日に1回、卵の上下をひっくりかえし、からの溶け具合を見て、溶けるのが遅いときには、酢を新しいものに入れ替える。
5. 殻がほぼ溶けたら、軽く水洗いする。

これだけでも"すごい"と驚くことでしょうが、これだけでは実験結果をまとめにくいですね。

いろいろと条件を変えて、溶けるまでの日数の違いを調べてみましょう。
ただし、なるべく同じ大きさの卵を選んで下さい。

酢を取り換えないでおくと、溶けるまでの日数が変わる。
途中で溶けるのが止まる。

酢と水を半分ずつにして卵を入れても溶ける。
玄米酢、穀物酢、米酢、りんご酢、いろいろな酢を使って、溶け方を調べてみる。

ぷよぷよ卵を水にいれておくと、どうなるか、大きくなります。
膜を通して水が卵のなかに入り込むからなのですが、どの程度まで大きくなるでしょうか。
測定してみるのも良いでしょう。

元の大きさを測っておくのを忘れないようにしましょう。
酸の力ってすごいですね。

酸性雨がとても問題になるのです。
酸性雨のニュースを見かけたら、ぷよぷよ卵の実験を思い出しましょう。

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