【小・算数】著名な先生の話をそのまま信じないこと(2)

著名な先生であっても、その先生が塾経営者であれば、話をそのまま信じないほうがいいということです。その先生なりに理想の教育方法があり、その方針に従ってカリキュラムを組み、教材を作り、塾経営をしているのですから、フランチャイズでもしていれば、どうしても経営者としての顔が出てきます。子供、利益というパイを取りあっている身としては、他教育システムを批判しがちになるものでしょう。

「公文や100マス計算だけやっていてはダメ。」「計算力あがっても、思考力のびないと難しい問題には太刀打ちできない。」両方とも正しい考え方です。

バランスが大切ということです。ひとりずつに適した教材やカリキュラムを組むのが一番ですし、部分的には塾に頼っても良いでしょう。

「公文はよくない。おすすめしない。」「思考力問題などやっている時間があったら、基礎計算力だけどんどんつけましょう。」など、他教材やシステムを批判だけする教育関係者や塾経営者の話は、「営業半分なのね。」と、聞き流しておきましょう。いろいろな方の話を聞いた上で、わが子に適した学習システムを組み上げていきましょう。

どうしても心配で相談したいときは、小規模塾をひとりで切り盛りしているような先生や、私のようなフリーな立場で意見できる家庭教師、コンサルタントの方にアドバイスを求めてみるといいでしょう。

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